美容液やクリームを選ぶとき、レチノールやビタミンCなど人気の成分を全部重ね塗りしたい! と思ったことはありませんか?
実はその使い方、逆に肌トラブルの原因になる可能性があります!
本記事では、同時使用NGな美容成分の組み合わせと、安全に使うための工夫を解説します。
初心者の方も安心して使えるよう、併用のポイントもまとめました。
美容成分の同時使用がNGな理由
- 刺激が強すぎる:攻めの成分同士を重ねると赤みや乾燥を招く
- 安定性が崩れる:成分同士のpHが合わず、効果が落ちる
- 効果が打ち消される:せっかくの美容成分が無駄になることも
正しい知識を持つことで、肌を守りながら最大限の効果を引き出すことができます。
同時使用NGの代表的な組み合わせ
レチノール × ビタミンC(高濃度)
- どちらも刺激が強く、赤み・乾燥・皮むけが起こりやすい
- 併用したい場合は、朝=ビタミンC、夜=レチノールがおすすめ
商品例

- Anua レチノール0.3ナイトセラム
- Obagi C25セラムネオ
レチノール × AHA/BHA(ピーリング成分)
- ターンオーバー促進成分同士で肌のバリア機能が低下
- 乾燥や敏感肌悪化のリスク大
- AHA/BHAは週1〜2回だけに限定し、レチノールと同じ日は避ける
商品例

- Innisfree レチノール シカ リペアセラム
- Parnell AHA9.12オミジャウォッシュオフセラム
ビタミンC × AHA(高濃度)
- pHの違いで安定性が崩れる → ビタミンCの効果が弱まる
- 使うなら時間をあけるか、朝=ビタミンC/夜=AHAと分ける
商品例

- COSRX ザ・ビタミンC23セラム
- DR.WU マンデリックインテンシブ18%セラム
ナイアシンアミド × ビタミンC
- 昔は「NG」とされていたが、現在は安定型ビタミンCなら問題なし
- ただし高濃度同士だと刺激リスクがあるため注意
商品例

- ma:nyo ガラクナイアシン3.0エッセンス
- NATURE REPUBLIC ビタペアCセラム
成分を安全に組み合わせるコツ
朝におすすめの成分
- ビタミンC
- ナイアシンアミド
- 日焼け止め
→紫外線対策と抗酸化ケアで「守る」時間に。
夜におすすめの成分
- レチノール
- セラミド
- ペプチド
→ターンオーバーを促して「攻める」時間に。
ピーリング(AHA/BHA)
- 週1〜2回の使用
- 他の攻め成分(レチノール・高濃度ビタミンC)とは別日に。
まとめ
- レチノール、ビタミンC、AHA/BHAは特に注意が必要
- 同時使用すると肌トラブルの原因に
- 「朝と夜で分ける」「使用頻度を調整する」ことで安全に使える
スキンケアは、効果の高さよりも肌に合うかどうかが大切です。
正しい使い方を知って、賢く美容成分を取り入れていきましょう✨



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